iPhoneとゴリラガラスとアップルとコーニング社の関係

iPhone

iPhoneの画面割れについて書きましたが、

iPhoneの表面ガラスについて気になったので調べてみました。

ゴリラガラスとコーニング社

iPhoneの表面ガラスの仕様は公開されていませんが、コーニング社のゴリラガラスと言われています。

スティーブ・ジョブズがiPhoneをガラス製にしたくてコーニング社に依頼したらしい。

Wikipediaーゴリラガラス

Go inside the factory that makes the iPhone’s Gorilla Glass

コーニング社は1851年創業のガラス製品メーカーで、
エジソンの電球のガラスも作っていたというくらい歴史のある会社です。

コーニング(日本語コーポレートサイト)

Wikipediaーコーニング

コーニング社がゴリラガラスというブランドのスマートフォンなどに向けたディスプレイ用ガラスを、
いろんな会社に提供しています。

Corning® Gorilla® Glass

ここに提供先メーカーを紹介していて、これを見るとほとんどのスマートフォンメーカーに提供していることがわかります。

https://www.corning.com/gorillaglass/worldwide/en/products-with-gorilla-glass/smartphones.html

アップルは明確に公開していない

なのですが、ここにアップルはありません。

公開していないんですね。

Samsungなどは、「Samsung Galaxy Note20 Ultra」の製品名まで出してGorilla Glass Victusが採用されていることが記されています。

ソニーのXperiaも同様です。

アップルはコーニングに投資していたりして、

Apple awards an additional $250 million from Advanced Manufacturing Fund to Corning

協力体制は明らかなのですが、どのガラスを使っているかなどは明確に公開されていないのです。

最新のiPhone12で使用されているガラスについては、
公開仕様はセラミックシールドとなっており、Gorilla Glass Victusとは素材自体が違うようですが、
コーニング社製であることは間違いないようです。

Apple says iPhone 12’s ceramic screen is tougher than glass. Here’s why

このアップルの秘密体制はすごいと思います。

どういう契約なんでしょう?

コーニング社が提供するゴリラガラスそのままをiPhoneでは採用せず、
iPhone専用のものをコーニングがアップルに提供しているということなんでしょうか?

それはスティーブ・ジョブズによって見いだされたからコーニング社としてもアップルに対しては特別、ということなんでしょうか?

こんなところからブランドの確立を考えてやってるなら、とんでもないですね、アップルという会社は。

でも、アップルはサプライヤーを1社に限定しないとか聞いたことあるのですが、表面ガラスはどうなんでしょうか?
このあたりはネットで検索しても出てこなくてわかりません。

ちょっとアップルという会社について調べてみようと思います。


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