【格安SIM】ざっくり乗り換え方法の解説、メリット、デメリットなど

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はじめに

いまさら格安SIMの紹介ですか?
と、これを読む大半の人は思ってると思います。

ぼくもそう思いました。
携帯代を安く済まそうと思ってる人は既にMVNOに移行済みであり、インターネットで格安SIMを調べる人はここには訪れないので、こんな記事書いても不毛かなと思ったんですが、ちょっと調べたところ、MNOとMVNOの割合ってまだ8:2くらいみたいです。

Business Insider 調査:「格安SIMの利用率」はついに18%超、30代以上はほぼ20%に。ドコモのモバ研が発表より
MMD研究所 メイン利用のMVNOシェア、2020年は14.0%、(昨年3月は12.3%)、MVNOとY!mobileを合わせると格安SIMメイン利用シェアは20.4%に より

いわゆるイノベーター理論でいうところのアーリーマジョリティにやっと届いたくらいみたいです。
(100%がMVNOということはあり得ないので、MNO:MVNO=1:1が落ち着くところとすれば、レイトマジョリティにもかかったくらいと言えるでしょうか)
上の方の表の年代別で30代以上はどの年代も20%というのはちょっとびっくりですよね。高齢者でもコストに敏感な人はちゃんと考えてるってことでしょうか。

ということで、とりあえず、まだだれかの役に立つかもしれないので、3キャリアから格安SIMに移る方法を簡単に説明します。
詳細は移行元、先のホームページや、ほかの丁寧なサイトを確認してください。

格安SIMの金額感

あ、最初に言うべき金額ですが、現在、

  • 3キャリアで7,000円くらい(家族割で1,000円ほど割引?)
  • UQモバイル、ワイモバイルで3,000円くらい
  • 上記2社以外で2,000円くらい

とかなり”お得”です。
やっぱり何が一番生活コストに一番効くかといえば、こういう月々の支払いですよ。

格安SIM切り替えの流れ

(ここではスマホはそのままでSIM(通信カードのこと)だけ変える場合を想定してます)

1. キャリアでSIMロック解除をする

今使ってるスマホを3キャリアのいずれかで購入して、その機種は変えずに格安SIMに移行する場合は、そのスマホ自体はそのキャリアでしか使えないようにハード的なロックがかかっているので、それを解除する必要があります。ほとんどの機種はキャリアのマイページから解除申請できると思います。

2. キャリアでMNP予約番号を取得する

格安SIMに移行するときに電話番号をそのまま使えるように、移行元でMNP予約番号というものを取得します。
これもキャリアのマイページから行えます。

3. 格安SIMを購入する

格安SIM会社によっては購入時にMNP予約番号が必要な場合があります。格安SIMのホームページからはもちろん、AmazonでもほとんどのSIMは購入できると思います。

4. SIMを差し替える

購入したSIMに同梱されている手順書に従ってSIMを入れ替えます。
だいたい自動音声の電話で切り替えられるのですが、通常、1時間もかからないと思います。

5. その他

  • UQモバイル、ワイモバイルはショップでも切り替えしてくれます。他は店頭は電気屋さんですかね?わざわざ行かなくてもオンラインで十分できますよ。
  • ソフトバンク→ワイモバイルの場合、2のMNP予約番号の取得は不要です。3の時に同時にできます。
  • 4で音声電話はすぐ切り替わるのですが、データ通信には機種ごとに移行先のプロファイルをインストールする必要があるため、そのような作業に若干時間がかかります。
  • ソフトバンクみまもりケータイをお子さんが使っている場合は注意が必要です

格安SIM移行前の準備

キャリアメールを各種WebサービスのログインIDに使用している場合は、そのメールアドレスが使えなくなってしまうので、yahooメールとかGmail(googleのメール)のWebメールで再登録しておく必要があります。これを忘れるとそのWebサービスにログインできなくなってしまいます。

3キャリア→格安SIMのデメリット

3キャリア→格安SIMのデメリットはキャリアメール(MMS)か使えなくなることですが(それ以外ないので本当にコストを抑えたいなら早く変えたほうがいいです)、UQモバイル、ワイモバイルはMMSアドレスを持てます。(@ymobile.ne.jp, @uqmobile.jp)

格安SIMの回線速度

UQモバイルとワイモバイルはそれぞれauとソフトバンクの子会社であり、回線もそのまま使用している(と思われる)ので、速度はほぼキャリアと遜色ないです。
他は、、、少なくともぼくが最初使っていた格安SIMは、低速に耐えられずワイモバイルに切り替えました。そこ以外使ってないですが、多分上記2社以外はどこも同じだと思います。その分、最初に書いた通り、UQモバイル、ワイモバイルは他より若干割高です。
よく会社別の速度比較ページがあるので検索してみてください。
先程低速に耐えられず、と書きましたが、昼と夕方のたくさんの人が使う時間が特に顕著で、体感的にはヤフーニュースが読めないくらいの速度です。

格安SIMで選択する通信容量

自宅にインターネット回線引いてて、自宅ではwifi、外で動画を見ることはない方は3Gで十分だと思いますね。会社によってはSNSは無料とかあるので、結構それも効きます。

結局、格安SIMはどこ選べばいいの?

多すぎてわからないですよね。ぼくもわからないです笑
でも、まずは、「UQモバイルとワイモバイル」か、その他で決めれば良いと思います。前者の場合、今auならUQモバイル、ソフトバンクならワイモバイルでいいです。今docomoならどちらでもいいです。
その他にするなら、上にも書いたように通信フリーなサイトの有無で選ぶとか、周りにいる実際に使っている人に聞いてみるとかしかない気がしますね。個人的には金額も速度も大差ないと思ってます。

以上です。

※記事の内容は更新日時点のものです。参照時点では異なる可能性があるため詳しくは購入先の情報をよく確認してください。