マイナポイントとは
マイナンバーカードを、
・PayPayなどのキャッシュレスアプリ
・クレジットカード
・suicaなどの電子マネー
に紐つけることによって、2021年3月31日までのお買い物で25%、最大5,000円の還元をもらえる国(総務省)の事業です。(正式名称:マイナポイント事業)
登録すれば5,000円をゲットできるわけではありません。
お買い物やチャージの25%還元で、最大が5,000円までというものです。
なので20,000円以上使わないと5,000円には達しません。
PayPayなどで一時期やっていたものと同じ考えですね。
マイナポイントに必須なもの→マイナンバーカード…これが1番のハードル
還元を得るにはマイナンバーカードが必須です。
これ、いま(2020年6月現在)申請から発行まで1か月くらいかかります。
詳細な発行手続きは、以下を参照ください。
簡単に説明すると、
まずスマホで顔写真を撮り、
→オンライン申請(2016年初旬に届いたマイナンバー通知カードが必要)し、
→申請が受理されるとお住まいの市区町村から通知が郵送されるので
→受け取りに市区町村の窓口まで行く必要があります。
そこで10万円給付のときに話題になった
・すべて大文字の(笑)パスワード(→マイナポイントの申請には使わない)
・数字4桁のパスワード(→マイナポイント申請のときに使う)
の両方を登録します。
マイナンバーカード以外に必要なもの
マイナンバーカード以外に必要なものは、
・NFCに対応したスマホ
・PC&カードリーダ
のどちらかです。
マイナポイント申請をインターネットで行うときにマイナンバーを読み取るためです。
さらにスマホでもPCでも専用アプリをダウンロードする必要があります。
↓スマホアプリ(iPhone)
↓スマホアプリ(Android)
PCアプリ(マイキーID作成・登録準備ソフトのダウンロードリンクをクリック)
マイナポイントの対象キャッシュレス決済サービス
2020年7月のサービス開始時はそんなに多くなかったのですが(特にクレカが少ない)、
順次増えていくようなので詳細は本家を確認したほうがよい。
主要なものは以下の通りです。
クレカ |
---|
dカード |
au PAYカード |
楽天カード |
デビットカード |
---|
JNB Visaデビット |
マイナポイントで一つのキャッシュレスサービスに対して紐付けられるマイナンバーカードは一つ!
これ超重要ですが、
一つのキャッシュレスサービスに対して紐付けられるマイナンバーカードは一つです。
なので、例えば4人家族で、家族の共有カードに家族全員のマイナンバーカードを紐つけて5,000円×4=20,000円還元もらう、なんてことはできません。
4枚のマイナンバーカードそれぞれ別のキャッシュレス決済サービスに紐つける必要があります。
子どものマイナポイント
子どものマイナンバーカードは親(法定代理人)のキャッシュレスサービスに紐付けることができます。
なので、4人家族で子ども2人の場合、例えば両親で2種類ずつのキャッシュレスサービスを使わなければなりません。
マイナポイントをよりお得に使うためには
最新版はこちら↓
国からは5,000円がキャッシュレス決済サービスを通して支払われますが、
それにプラスして還元してくれるサービスがいくつかあります。
- WAON…還元対象額に対してプラス10%(最大2,000円)
- au PAY…還元額に対してプラス20%(最大1,000円)
- メルペイ…メルカリでのお買い物に対して5%(最大1,000円)+チャージに対して5%(最大1,000円)
- Suica…登録だけでJRE POINTとして1,000円
上記のようにサービスごとにルールが異なるので登録前に公式ページを確認しましょう。
マイナポイントの対象期間
2020年9月から還元開始です。
7月から登録、使用ができますが、ポイントが付与されるのは9月になります。
終わりは2021年3月末です。
そして国の事業のため予算が決まっており、その額は2,000億円です。
これを使い切ると期限を待たずに終了するとのことですが、
2,000億÷5,000円=4,000万(人)なので、そこまでマイナンバーカードは発行されないと思われるのでこの心配はいらないと思います。