今日は、
これからAWSでWordPressを使ったブログを始めようとする人で、
どこのサーバを借りようか悩んでいる人のために、
AWSで個人ブログを運営するとどれくらい費用がかかるのか、一番気になる料金を公開して紹介しようと思います。
この記事ではAWSのEC2を使ったケースを紹介しています。
Lightsailでの構築はコチラをお読みください。
AWSで手軽にブログ運営するならEC2よりLightsailの方がおすすめです
はじめに
ぼくのこのサイトはAWSとWordPressで運用しています。
国内のレンタルサーバと比較したわけではないのですが、一応システム屋なので、実際のところどれくらいかかるんだろう?という興味もあって、AWSで建てました。
この記事ではサーバの構築方法について、詳しい手順を説明していません。
ある程度の前提知識を想定した、情報提供記事です。
建てたと言っても、AWSにもWordPressパッケージのようなものがあって、建てるだけなら素人でもできます。
ただ、そこからドメインの設定や、SSL証明書の設定がちょっとテクニカルな知識が必要になると思います。(これについては、別記事にかきました)
国内のレンタルサーバの運用経験がないので、AWSで運営するメリット・デメリットを提供する材料はありません。すみません。
リージョン
まずAWSでサーバを建てる場合は、リージョン(地域。サーバを置く場所)を決める必要があります。
どこでもいいんですが、リージョンによって費用が変わってきます。
リージョン別の一覧がないので、ココから探すのですが、
例えば、次で説明する、このサイトのインスタンスタイプのt2.microは、
オハイオリージョンで0.0116USD/時間
東京リージョンで0.0152USD/時間
という違いがあります。
ぼくは最安値(だったはず)のオハイオリージョンを選択しました。
リージョンごとにレスポンスタイムが異なり、日本なら東京リージョンがやっぱり早いみたいですが、体感できるレベルではないとぼくは思っているので、コスト重視でよいかと思います。
(気になる方は”aws region response time”などで検索してください)
インスタンス
公開サーバを作るのは初めてだったので、AMI(Amazon Machine Image。ミドルウェアが入った状態のサーバイメージ)からWordPress付きのものを検索し、bitnamiから提供されている[WordPress with NGINX and SSL application]を選択しました。
インスタンスタイプはt2.microになります。インスタンスタイプによって性能が変わります。
インスタンスタイプについては、ココです。
インスタンスを立ち上げるとNGINX(Webサーバ)、WordPress、mysqlはインストール済なので、とくにミドルウェア関連の設定は不要です。
月額料金
すでにAWSにしようとか、AWSを選択候補に入れている人はこれが一番気になるところでしょうね。
以下がこのサイトの普通の月の費用明細です。
t2.microの使用料が$8.63
ディスク使用料が$2.05
Route53はドメイン料で$1.01
合計$12.86、現在の日本円(USD/JPY=104)で¥1,337です。
ぼくは特に他のレンタルサーバと比較しなかったのですが、ちょっと検索してみると国内のWordPress用サーバは1ヶ月1,000円前後で借りれるみたいなので、単純にコストだけだと若干割高になってしまうようですね。
また、このt2.microの費用は上に書いたように、オハイオリージョンの場合になります。
時間単位の従量課金なので、インスタンスのあるリージョンごとに変わってきます。
同じインスタンスタイプが東京リージョンにあった場合、
オハイオとの差が0.0036USD/時間なので、1ヶ月278円ほど追加になります。
パフォーマンス
すみません。
これは現時点で、まだこのサイトが月1,000PVもいかないので(恥ずかしい…)、良し悪しを言えません。
現時点ではリソースはほとんど使用していないので問題なしです。
時間があれば負荷試験でもしてみてもいいのですが、やれてません。
今後、もし、万が一、たくさんのアクセスが来た場合に対応が必要だった場合、補足を追加しようと思います。。。
—
あと必要なのは、ドメイン設定、SSL証明書、バックアップあたりです。
以下の記事をどうぞ。
AWSでWordPressの始め方|ドメイン・SSL証明書・バックアップ編
EC2じゃなくてLightsailを使う場合はこちらを参考にしてください。
AWSで手軽にブログ運営するならEC2よりLightsailの方がおすすめです
画像や動画をたくさんのっける場合はS3とCloudFrontを使った方がパフォーマンス的もコスト的にもメリットがあります。
WordPressでAmazon S3、CloudFrontを使う方法
—
もし、このブログを読んで、
同じサーバを構築したいと思う人がいたら、
ツイッターアカウント に連絡ください。
格安でお受けいたしますので、よろしくお願いしますm(_ _)m
—
その他のブログ関連記事はこちらです。