今日はKindleでハイライトやメモする方法、ハイライトした内容を出力(エクスポート)する方法、フラッシュカードの作成について説明します。
Kindleを使うと紙の本ではできない便利なことができてお得ですよ、という話です。
ハイライトとメモ機能
これはほとんどの人が使っていると思いますが、
Kindleは実際の本で大切な文章に線を引くように、電子書籍にマーカー(ハイライトと言います)することができます。
ここではブログをパソコンで作っているのでサンプル画像はパソコンのKindleアプリの画像になってますが、スマホも同じです。
普段読んでいるスマホのKindleアプリも同じ機能があると思ってください。
ハイライトの色も種類があるので
自分なりに水色はただのメモ、ピンクは後からもう一度考えるところ、みたいに使い分けることもできます。
ハイライトすると同時にそこにメモを追加することができます。
ハイライトした箇所はマイノートで一覧で見ることができるし、そこをクリックすればハイライト箇所に飛ぶことができます。
実際の本ではできない、デジタルならではの機能ですね。
ハイライトとメモのエクスポート
ハイライトとメモはhtmlファイルにエクスポートすることができます。
エクスポートの際にハイライト箇所が多すぎて、制限に引っかかる場合の対処法は以下に書きました。
フラッシュカード
マイノートにはエクスポートの他に「フラッシュカード」があります。
これは、単語カードのこと。
小中学生のときにつかってたアレです。
よく中身の何枚かなくなっちゃうんですよね笑
単語カードのことを、
英語でフラッシュカードといいます。
なので、Kindleのフラッシュカードは、要は単語カードの機能ということです。
Kindleのマイノートで「フラッシュカード」をタップすると、ハイライトやメモしたところだけ抽出して、単語カードを作成することができます。
デフォルトでは、表がハイライトしたところ、裏がメモしたところですね。
小説を読んで、良い言い回し、美しい文章(美文)、読み返したいところ、感動するところなどなど、ハイライトすることはあってもフラッシュカード作る人はいないと思いますが笑
勉強するための読書であれば、一度読み終わった後にちゃんと記憶できているか、フラッシュカードで確認するというのも、一つの手ですね。
そんなのがKindleなら簡単にできる、というわけです。
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話がそれますが、記憶の定着のためには復習が大切なんですよ。
人間の脳の機能的に、新しいことを学んだら、古いことは忘れてしまうのです。
子供の頃の楽しかったこととか、九九とか、自転車の乗り方とか、みたいな長期記憶、習慣記憶になると忘れないのですが、本を一回読んだくらいの記憶は、どんどん上書きされていってしまいます。
これは、人間の特性なんで、個々人の能力の差ではないのでしょうがないんです。
なので、少しでも定着させるためには復習、同じことの繰り返しが必要になるわけで、復習する仕組みとしてフラッシュカード(単語カード)というのは有効なツールになります。
ただ単にマイノートでメモの一覧を眺めてるより、フラッシュカードで記憶を呼び出しながら、記憶を強くする感じです。
実は、こういう昔学校で学んだツールとか復習を重視していた仕組みとかは、それなりに意味があることなんですよ。
学生時代を過ぎるとなかなかそういうことをやらないですけどね。
やっぱり先人の知恵というか、枯れた技術みたいなのは普遍性があって、本質的なことを学ぶことができると思います。
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ということで、話がそれちゃいましたが、
今日はKindleのメモとフラッシュカードという便利機能を紹介しました。
紙の本ではなくデジタルで購入したら、デジタルならではの機能を堪能したいですね。
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<Kindleで読める本の紹介>